施工例

あるコミュニティセンターの大規模修繕工事の一環で、その中にあるパーティールームに大理石が敷かれているのですが、使用頻度が高い為に大理石表面が歩行や、テーブルの引きずりや、飲食による影響を受けてツヤが飛んでしまっています。

（全体的にライトの反射が鈍いですね）

大理石の研磨再生施工をして、鏡面仕上げの光沢ある状態に復元してきました。

懇意にしている建築会社様より、「町のコミュニティーセンターに大理石が敷いてあるのだけれど、今回大規模修繕工事があって、いろいろ修繕する中で、大理石の床が汚れていて、ツヤも無くなっていて気になるといわれているのですが、何とかなるの？」という問い合わせが入りました。

大理石の汚れは、純粋に表面に汚れが付いているだけでなく、歩行による摩耗や、炭酸等の飲み物でも表面が侵されてしまい上層がザラザラして汚れがのりやすくなってしまい黒ずんでくることもあります。

今回の場合、経年もあるので、しっかりと下地を出すダイヤモンド研磨再生が有効です。

細かく現調をしてみると、歩行の摩耗や、テーブル等の足の引きずりや、飲食による炭酸等による大理石のツヤボケ等がはっきりと見受けられました

よって、今回は＃800ダイヤからの研磨でしっかりと下地を出していきます。

それから、順次番程を上げて行きます（最初の番程の倍々（1500⇒3000）と上げていきます）

最終的にはツヤ出しの＃8000での仕上げで完了しました。

しっかりとライトの光も見えるようになり喜んで頂けました。

大理石もともと硬度は高くないので、テーブルの脚には、傷がつきにくいフェルト状のものや、できるだけ砂ホコリを床面に残さないように（やすりのよう削れるので）して、日頃から乾式モップや掃除機をかけることが大切です。