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施工例

トラバーチン(大理石)のカウンター研磨

トラバーチン(大理石)の洗面カウンターは、酸性系の液体に弱くて厄介です


個人邸のゲストルームの洗面カウンターにトラバーチン(大理石)を使っているのですが、普段使いの時に、何か酸系の洗剤か化粧品を使ったようで、液体の飛んでしまった部分がツヤボケをおこしています。
ダイヤモンド砥石で4工程の再生研磨をしてツヤを復元しました。


「洗面カウンターのトラバーチンのツヤがとんだのですが、元にもどりますか?」


ホームページをご覧のお客さんから、「トラバーチンの洗面カウンターのツヤが無くなってしまって、とてもショックなので何とかならないですか」 という問い合わせが入りました。

写真を送っていただきまして、これは、酸系の洗剤か石鹸等によるツヤボケと判断できましたので、「ダイヤによる磨き直しが必要です」と回答したところ注文を受けることになりました。


大理石は、石灰質なので、酸性質の液体に弱いのが欠点になります。

よって、弱酸性の石鹸や、洗剤、炭酸(ビールやシャンパン)、また、柑橘類などでも、いっぺんに表層が溶けてしましツヤが飛んでしまいます。


ダイヤモンド研磨再生

こなると、ダイヤモンドによる物理的な研磨再生しか方法がなくなってしまします。

まず、酸によるツヤボケ部分を対象にツヤが飛んだ番程まで削っていきます。今回は番程でいいますと#600位までツヤが落ちている部分がありましたのでツヤボケ部分を丁寧に手磨きで軽く研磨していきます。

それから、ハンドポリッシャーを使って、順次番程を上げて行きます。

最終的に、バフ仕上げまでして、ツヤを復元していきました。


オーナー様には、「ここまで戻れば満足です」と言っていただき無事に終了できました。
トラバーチン(大理石)のカウンター研磨
1.研磨施工前、液体のはねた痕や容器の形通りにツヤがボケています

1.研磨施工前、液体のはねた痕や容器の形通りにツヤがボケています

トラバーチン(大理石)のカウンター研磨
2.ハンド研磨

2.ハンド研磨

トラバーチン(大理石)のカウンター研磨
3.ポリッシャー研磨

3.ポリッシャー研磨

トラバーチン(大理石)のカウンター研磨
4.施工完了後

4.施工完了後

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