施工例

ネロマルキーナのコート前処理研磨

　クラブ系の飲食店で、黒系の大理石（ネロマルキーナ）を床に使用したのですが、シャンパンや、ビール等の炭酸系の飲み物を提供することが多いいためか、床面には写真のように飲み物がはねた痕が付いてしまっています。

　黒色の大理石の場合、炭酸等が触れた瞬間に、石の表面が溶けだして、写真のように、ツヤが飛び白くなってしまうのが欠点です。

　今回、研磨施工をしても、そのままでは、時間の問題で、元の状態になってしまうので、

ダイヤ研磨後に塗膜型のコートを塗布する　(弊社ではなく、アコハウス様施工）ことになりました。

　弊社は、下地処理施工の依頼を受けました。

　まず、このツヤボケを消すために＃800から下地調整をしていきます。ポリッシャーにウエイトを乗せ

時間をかけて、シャンパンによって侵された下地を調整していきます。

＃1000⇒＃2000と立ち上げ、しっかりとシャンパンによるシミを消して、塗膜コート施工業者様にも現状を見て頂き、了解を得て完了しました。

　ちなみに、コート塗布後の写真を、アコハウス様より頂いたので、完了後の写真も添付致します。黒味と光沢がしっかり出ています。

ネロマルキーナのシャンパンによるツヤボケ

研磨施工　＃800⇒＃1000　⇒＃2000

塗膜コート前の下地完了

塗膜コート塗布施工