施工例

大理石カウンターに付いた横キズ処理

あるメーカー様の受付カウンターの上に荷物を引きづって出来た横キズが目立つということで、ダイヤモンド研磨の依頼が石屋さんから来ました。

キズは、爪で引っ掛かる程度に凹んでいるので、100番のダイヤから研磨していきます。そして、200⇒400⇒800⇒1500⇒3000と大理石用のダイヤモンドで立ち上げていくのですが、1500番くらいからダイヤ傷が残ってしまいます。

その後に、試しで、3000番にして磨作業をしてみると、磨きキズがポリッシャーが回るかたちで、はっきりと出てしまいました。おそらく、この大理石自体の硬度があまりないので、ダイヤモンドの研磨の硬度に耐えられずに傷が入ってしまうのだと思います。

この傷を消すために、再度400番から立ち上げて、　800番を石の目に沿って手磨きにし最終研磨を研磨粉に変更して、何とか元のような光沢に仕上げることが出来ました。

大理石カウンターに付いた横キズ

800番の手磨き

研磨粉にてツヤだし

研磨完了