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施工例

大理石の外部はツヤボケを起こします。

 個人邸のエントランス外部に、大理石の造作があるのですが、外部の場合、雨で、石表面の鏡面が侵され、ツヤが飛んでしまう事が良くあります。

 これは、最近の雨水は酸性雨化しているため、経年変化で表面が侵されてしまうためです。

こうなると、元のような状態に戻すためには、
ダイヤモンドで、研磨再生する方法と、
今回のように、数ヵ月後には、ツヤが飛んでしますことを考慮して、粗い番程で研磨後に、ウェットコート処理で仕上げる方法があります。

定期的にメンテナンスを行うならば、後者の方がお勧めになります。

まずは、簡単な洗浄後、ダイヤモンドの#400⇒#800で下地を整え、良く乾燥させてからウェットコートを塗布していきます。

出来るだけ、耐久性を良くするためにも、数回ウェットコートを、乾燥しては重ね塗りして完了します。
綺麗な石目が出て、深みも増し、しっくりしてきました。






大理石の外部はツヤボケを起こします。
施工前⇒大理石表面のツヤが飛び、白っ茶けている

施工前⇒大理石表面のツヤが飛び、白っ茶けている

大理石の外部はツヤボケを起こします。
ダイヤモンドで、石の表面の荒れた部分を手直しする

ダイヤモンドで、石の表面の荒れた部分を手直しする

大理石の外部はツヤボケを起こします。
よく乾燥させて、ウェットコートを塗布します。

よく乾燥させて、ウェットコートを塗布します。

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