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施工例

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で額縁状の濡れジミになって

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で目地周りが濡れジミになって

1.1施工前.JPG

あるマンションの大規模修繕工事の一環で、エントランス部分の黒御影石バーナー仕上げの目地が、シール材により写真のような濡れジミになっています。
シミ抜き作業で目立たないくらいにもっていきました。

大規模修繕工事の改修する設計の先生から、シミ抜き除去の依頼を受けて現地にいってきました。
まず、黒御影石バーナー仕上げの40センチ角の一辺のテスト施工をして、シミが抜けることを確認していただき見積依頼となりました。

本施工

まずは、シール材自体がシミの一番の原因になりますので、シール屋さんとの打ち合わせが必要になります。

シール材を根こそぎ取り除いてもらうように、お話して、まず、弊社の方で40センチくらいのサンプルを作ってお願いします。

本施工の一番目はシール材を分解するためのシミ抜き剤を目地部分と石面にはみ出しながら注入していきます。

1-2.シミ抜き剤注入.JPG

御影石バーナーの目地部分にあたる、小口部分からのシミも出ているので、目地深くまで注入して良く反応させるために2時間以上の湿布を行います。

その後、シミ抜き剤を回収して洗浄していきますが、施工対象の目地部分の汚れまで取れてしまい、額縁状にきれいになってしまったので

全体洗い行います。

1-5-1.mejishiro.jpg

(目地部分が白っぽく見えるのは綺麗になってしまっているため)

その後たっぷりの水ですすぎ洗いをして乾燥させて完了となります。

シール材もいくつか種類がありまして、ポリサルファイド系はよく反応するのですが、その他の変性シリコン等は、シミの抜けが悪い時もあるので、必ずテスト施工をする必要があります。

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で額縁状の濡れジミになって
1.シール材による目地周りの濡れジミ

1.シール材による目地周りの濡れジミ

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で額縁状の濡れジミになって
2.シミ抜き剤注入

2.シミ抜き剤注入

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で額縁状の濡れジミになって
3.目地周りのすすぎ洗いと全体洗浄をする

3.目地周りのすすぎ洗いと全体洗浄をする

黒御影石バーナー仕上げの壁がシール材の影響で額縁状の濡れジミになって
4.施工完了後

4.施工完了後

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