施工例

あるマンションの御影石本磨きの外壁に落書きをされてしまって、きれいに戻せないでしょうかという依頼が入りました。

石用の塗装の軟化剤等を使用して物理的に塗装を剥がしていき、何とか目立たないくらいに仕上げることができました。

いつもお付き合いのある清掃会社の仲間からお問い合わせが入りまして、

「マンションのエントランスにペンキのスプレー缶で落書きをされてしまったようなんだけどきれいになるかな？」という問い合わせが入りました。

様子を見たいので写真があればお願いしますということで、メールで写真を頂きました。

しっかりと壁面に落書きをされてしまったようで確かに目立ちます。

よくお話を聞くと、この周辺地域ではその他所でも何か所か、落書き犯がたくさんの落書きをしたようで、被害者が何人もいたようです。

石の場合、落書き落としは、塗装を溶かしてから短時間で処理をしないと、溶け出した塗料の液体が石目深くに入ってしまい、より抜けにくくなってしまうので素早い処理が大切になってきます

石用の軟化剤を使用する前に、物理的に取れるものはケレン等で取っていきます。

ナルビーやスクレーパーで出来るだけ削ぎ落としていきます。

それから、塗料を柔らかくする軟化剤を何回も塗布していき、塗装面を浮かしていきます。

数分放置して、再度、ナルビーやスクレーパー処理をして、最後に薄く残った着色シミを漂白等をして、出来るだけ石目に入らない様に素早く処理します。

上記のような工程を何回も繰り返して、何とか目立たないくらいに仕上げることができました。

今回の現場は、裏通りで、夜になるとひと通りも少なくなりそうなところなので、このような被害に合わない対策として、防犯カメラや

防犯用のライト等をつけた方が安全に思えました。