施工例

大理石床裏に水が回ってエフロ（コンクリートのアク）が

大理石床裏に、雨水なのか排水管なのか水が大量に回ってしまい、石の裏側にたまり抜ける場所がないので
大理石表面の石の柄部目地目地から茶色い塊が出てきました。

当初は、石にシミが出たと言うことで現場に行きましたが、よくよく見るとエフロ（コンクリートのアク）のようです。

カッターの刃などを削るように滑らせると、エフロの粉が剥がれてきます。
この作業を行なうと、大理石が更に傷つくのと、手作業であまりにも時間がかかってしまうのと、
すでに目地や石の柄以外の表面全体にまでエフロが回っているので、

急遽、全面をポリッシャーを使ってのダイヤでの全面研磨に変更しました。

こちらの方が均一に仕上がり、更に光沢も回復して全面が大理石本磨き仕上げになり、お施主様にもとても喜こんでいただけました。

最後に、石目地や、大理石の柄部分を中心にハケで浸透性吸収防止剤塗布を塗布し、再発の抑制処理を行いました。