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施工例

オフィスビル・エントランスの御影石濡れ色現象

 あるオフィスビルの1階エントランス部分の風除室から外部にかけて濡れ色現象が発生しています。
 地震時等のゆれで、御影石の何枚かに、雨水が裏面より浸入しやすくなってしまい、濡れ色現象を発生したようです。

 濡れ色現象対策は、まず、石の表面の洗浄を徹底的に行い、石の目の通気の通りを良くしてあげます。 それから、裏面から吸い上がったセメント系のアルカリ水のシミを取り除くように、シミ抜き剤で湿布をします(これは長ければ長いほど有効になります)。

 その後、湿布を剥がし、軽くすすぎ洗いを行い、良く乾燥させた後に浸透性の保護剤を塗布します。
 コート剤は、よく浸透させてから、ウエス等で上に溜まったコートを取り除き、更に新しいウエスで良く拭きあげて、コート剤が早く乾燥するように、トーチ等で全体を温めて完了します。
オフィスビル・エントランスの御影石濡れ色現象
エントランス御影石に発生した濡れ色現象

エントランス御影石に発生した濡れ色現象

オフィスビル・エントランスの御影石濡れ色現象
表面洗浄後シミ抜き湿布

表面洗浄後シミ抜き湿布

オフィスビル・エントランスの御影石濡れ色現象
浸透性コート剤を塗布

浸透性コート剤を塗布

オフィスビル・エントランスの御影石濡れ色現象
施工完了後

施工完了後

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