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施工例

ライムストーンの乱張りの床石に汚れがこびりついて黒ずんで

ライムストーン乱張りの床に高圧でも取り切れない汚れが

外構にライムストーン乱張り石が床に敷き詰めてあるのですが、経年で黒ずんだ汚れの層になってしまっている現場からです。


「高圧かけても取れなくなってきたので見てもらえますか?」

定期的には汚れが付いたら高圧洗浄で汚れを除去していたのですが、だんだんと高圧洗浄だけでは汚れが、全くびくともしなくなってきたので、弊社にテスト洗浄の依頼が入りました。

テスト施工時に、外構の汚れは雨水と砂ほこり等が混じって汚れが付いていく現場が多いので、いつものようにテストしてもなかなか綺麗になっていきませんでした。

そこで、石の表面を柔らかくする洗剤を塗布してしばらく放置すると、だんだんと表面の汚れが浮いてくるのが見えてきました。


⬇⬇テスト時の写真
0.hirosan test-.jpg

これで本施工の、方針が決まりです。

本施工

まずは、先日の、汚れを柔らかくするための洗剤を満遍なくたっぷりと塗布します。
それから小一時間くらい、乾かないように何度も塗り増ししていき、

柔らかくなったところで、水あか除去洗剤やカビ抜き洗剤を塗布して、それぞれの汚れに反応させます。

この日は、風があまりにも強く吹いていたので、すすぎは、水道から引っ張ったシャワーに変更で全体をすすぎ洗いをし、溜まった水分をバキュームで吸い取り、

よく乾燥させるために、約2時間くらい乾燥養生を取ります(この日の強風も乾燥には良かったです)

午後になって、コートを塗布する前に、石の表面の乾燥の鈍い部分(日景部分)や目地部分へは、簡易バーナーで乾燥させてから、コート(浸透性吸収防止剤)を塗布していきます。


⬇⬇全体へコート塗布後の状態

5.hiirosan kanryo.JPG

施工終了しました。

定期的なメンテナンス方法をオーナー様にお伝えして完了しました。

「貼った当初に戻ったみたいで嬉しい」と喜ばれて、私も嬉しくなりました。

ライムストーンの乱張りの床石に汚れがこびりついて黒ずんで
1.施工前 カビや水あかの複合的に蓄積した汚れ

1.施工前 カビや水あかの複合的に蓄積した汚れ

ライムストーンの乱張りの床石に汚れがこびりついて黒ずんで
2.洗剤塗布 石の表面を柔らかくしながら汚れを浮かす

2.洗剤塗布 石の表面を柔らかくしながら汚れを浮かす

ライムストーンの乱張りの床石に汚れがこびりついて黒ずんで
3.すすぎ洗い

3.すすぎ洗い

ライムストーンの乱張りの床石に汚れがこびりついて黒ずんで
4.汚れが染み込まないようにコート塗布

4.汚れが染み込まないようにコート塗布

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