施工例
黒御影石バーナーに木の実のドットシミは目立ちます
港区に本社のあるオフィスビルのエントランスが、黒御影石バーナー仕上げなのですが、歩道に桜の木が植っています。
これが、季節になると実を結び落下して、風等によって石の上に落ちたり、歩行によって踏み潰されたりして、点々とした濃いシミを作ってしまったようです。
木や、実から出る樹液等は、石目に入り込むと、一般の洗浄では取り切れず、シミ抜きの湿布までしても完全除去はとても難しくて厄介です。
そこで、オフィスビルの担当者から「ウェットコートを塗布して、シミと同じような濃い色が出て、樹液が付いても目立ちにくくしたい」というお問い合わせがきました。
今回のようなトラブルの場合は、ウェットコート塗布はとても有効なの、「濡れ色が濃く仕上がるので、桜が実を結ぶ時期が来てもかなり目立たなくなりますよ」という回答をしたところ、しばらくして発注依頼がありました。
さて、本施工はまず、点々としたシミはへ、シミ抜き剤を塗布して、40分くらい放置します。
その後、全体洗浄をしてシミ抜き剤のすすぎと、石自体の汚れを除去しました。
汚水回収して、よく乾燥後にウェットコートを塗布していきます。
石自体の濃淡差が結構激しい部分もあり、均一感を取るために色染をした部分もありましたが、
とても綺麗に仕上がり、担当者様にも満足を頂きました。
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