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施工例

セラミックタイルなのに,モップ拭きした汚れ痕がしっかりと残る

ある店舗で、床全面にセラミックタイルが敷いてあります。 本来、セラミックタイルは汚れが付きにくいという評判で敷いたのですが、オープン当初からモップ等の拭き掃除をすると、モップを掛けた通りの汚れが付着して段々と目立ってきました。

ワックスやコーティング等いろいろ試したようですが、あまり現状と変わらないので、コーティングメーカーを通して弊社に相談がきました。

あまり、お目にかからない症状でしたので、今回は、このメーカーとタイアップして、汚れが付着しにくいコートを提案してもらって何とか収めることが出来ました。

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汚れにくいと評判のセラミックタイルが汚れる!

セラミックタイルは、コンビニエンスストアーやスーパー、最近では、マンションの玄関の土間等でも良く見かける様になりました。

依頼主は今までにも何棟も建物を建てていて、これまで特に問題もなかったので、今回もセラミックタイルを採用したようです。

しかし、オープン当時より、店舗終了時にモップ清掃をするのですが、モップを掛けた様なカーブを描いた汚れがだんだんと目立ってきたそうです。

特に、本来なら汚れの目立ちやすい白色よりも、ベージュ色の方が汚れの付着が激しいので不思議なのです。


私も、ここまで激しく汚れがクッキリと目にしたのは初めてでしたので、まず、この汚れ自体が取れるかどうかが疑問でした。

そこで、最後に防汚処理まで考えないといけないので、このコーティングメーカー様と十分な打ち合わせをしてから、まず現地にてテストをすることにしました。


まずはテスト施工から。 
汚れはしっかり取れてコートの結果も後日、「良好です」という回答を頂く。


お店の終了と同時に、テスト施工をする場所を決めて、サンプル的にまず600角タイルの4枚分を施工しました。

まずは、汚れ除去から。
メラミンのスポンジだけでは綺麗に汚れが取りきれないので、やはり洗剤を塗布して、しばらく後にメラミンパッドで洗浄。何回か繰り返すと汚れが綺麗に除去出来ました。


充分に乾燥後、新たに入手した、セラミック専用の防汚剤を塗布していきます。このコート剤は、乾燥が非常に速いので、塗布と同時にタオルを3回くらい変えて行きます。

あら拭き→中拭き→仕上げ拭きとう風に仕上げていきます。

セラミックタイルは、鏡面仕上げになっているので、綺麗に拭き上げないとコートムラがしっかりと出てしまいます。

こうして完了後、この4枚のテスト施工の結果待ちです。
一週間くらい経ってから、担当者様から「結果は良好です」という回答を頂き、本施工の段取りに入りました。



「以前に比べたら、汚れが付かなくなりましたよ!」


全面積では540平米もあるので、4等分することにしました。 1回目はちょうど良い見切り部分を考慮すると約150平米分での施工です。

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普段のコート施工ならば、洗いも含めて3人もいれば何とかなる面積なのですが、今回はコートの乾燥時間が早いこと、更に、タイルが鏡面で拭き上げに苦労することを想定して8人態勢にしました。

洗浄は、テスト施工通りですが、面積が多いので洗浄時にポリッッシャーを使い、拭き上げは4人1組で 塗布する人→あら拭きする人→中拭きする人→最終仕上げ拭きする人の順番にして施工をしていきました。

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本施工を終了して、一週間後に、担当者から、「以前に比べても汚れが付かなくなりましたよ」と回答を頂き、残りの部分の施工日程の調整を行うことが出来ました。


今回の現場はかなりの重歩行なので、出来れば、3年に一回のペースで定期的に今回のようなコート施工をすることで、セラミック本来の綺麗な輝きを長く保ってもらいたいですね。
セラミックタイルなのに,モップ拭きした汚れ痕がしっかりと残る
1.ベージュのセレミックタイルだけにモップ拭き痕がついてます

1.ベージュのセレミックタイルだけにモップ拭き痕がついてます

セラミックタイルなのに,モップ拭きした汚れ痕がしっかりと残る
2.洗剤塗布後、ポリッシャー洗浄

2.洗剤塗布後、ポリッシャー洗浄

セラミックタイルなのに,モップ拭きした汚れ痕がしっかりと残る
3.洗浄後

3.洗浄後

セラミックタイルなのに,モップ拭きした汚れ痕がしっかりと残る
4.セレミックタイル用コート塗布

4.セレミックタイル用コート塗布

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