施工例
白御影石バーナー仕上げ床がまだら模様な濡れジミに!
白御影石バーナー仕上げの床が濃い濡れジミに!
ビルの外構に、白御影石のバーナー仕上げの床が敷いてあるのですが、雨水の影響で石の裏面に雨水が回ってしまって、裏側から表面に吸い上がり濡れ色現象が出ています。
シミ抜きを行ってプロパンバーナーで強制乾燥を行いまして、そこへ浸透性の吸収防止剤をたっぷりと塗布して再発防止のためのテスト施工をしてきました。
白御影石バーナー仕上げが濡れジミが出てまだら模様に
施工した石屋さんと同行をして現地を見てみると、雨水が石の裏側に回ってしまい、表側まで湿気を吸い上げているようです。
今回は、テスト施工ということで、現地の4か所をテスト施工として、石を剥がして下地の状態をチェックしたり、吸い上げと止めるための浸透性の吸収防止剤でこの濡れ色が取れるのかをチェックしたいとのことです。
テスト施工
ここまで、裏面から吸い上がってまだら模様に出ているため、石の乾燥は自然には無理なので、プロパンバーナーを使用することにします。
まずは、石の汚れと石の目の通りを良くするための洗浄を行います。
それから、この濡れ色が、純粋な雨水だけの水分ではない場合、プロパンバーナーで炙ってもきれいに乾燥しないのでシミ抜きを行います。
一番多いシミは、モルタルが雨水によって溶け込んだアルカリ性のシミです。
シミが抜けた時点で、石を強制的に乾燥をさせていきます。比較的きれいに均一に乾いてきたのを確認してから、この濡れジミを止めるための浸透性の吸収防止剤を石の表面からたっぷりと塗布します。
吸わなくなるくらい追いかけ塗りをした後は、タオル等できれいに拭き取り、また、強制乾燥を行いました。
比較的仕上がりが良くて、お施主様にも「きれいになるもんだね-」褒めていただきましたが、ここからは経過観察が必要です。
施工前の状態に戻らないといいのですが、ここからは数週間くらい先まで様子見となります。
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