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石材の保護剤塗布(汚れ防止コート・吸い上げ防止コート)

このサービスで解決できる
トラブル

  • 微細な気孔があるなどの特徴から、天然石材はもともとシミなどの汚れが付き易く、水分にも弱いため濡れ色のムラなども発生します。
  • 風雨にさらされる外壁に使用された石材は、雨シミの汚れやカビが発生します。
  • シミや汚れ、濡れ色が付いてしまうと、それらを通常清掃で除去することはほぼできません。
コート剤塗布の様子

コート剤塗布の様子

コート剤塗布の様子

【これらの汚れやトラブルに共通する特徴や原因】

  • 天然石には、石の特徴である吸水性があるため、何かをこぼしたり、歩行の頻度が激しかったりといった理由で、石目の中に汚れが入り込むと、なかなか抜けなくなり、シミという形で残ってしまいます。
  • 壁面では、日光の当たり難い北面や、日陰などでは、雨水などで一度濡れると、なかなか乾燥せず、カビが発生しやすくなります。
  • 天然石特有の吸水性のために、雨や花壇などの常に水が回りやすい所に石を貼った場合、その水分によって石に濡れ色が出たり、吸い上げムラが発生したりします。更に、水みちがしっかり出来ているような所では、乾燥しているところと、濡れているところの色の濃淡の差が激しくなってしまうこともあります。

解決するには?

  • 床面であれば、全体に洗剤を塗布し、ポリッシャー洗浄し、洗浄後に残ったシミ等を湿布で取り除きます。
    ⇒ 石材用の保護剤は無色透明なので、この下地洗浄をいかにしっかり行うかで、コートした後の美観に差が出ます。
    洗浄後は、十分に乾燥させてから、浸透性の石材の保護剤を塗布します。
  • 面の場合も、全体を石種に合わせて洗剤を選択して塗布し、高圧洗浄機などですすぎ洗浄を行います。
    その後、カビの強い部分へは、別途塩素系の洗剤で2次洗浄を行います。
    こちらも十分に乾燥後、浸透性の保護剤を塗布します。
  • 吸い上げムラの発生しているところで、ムラの箇所が少なく濡れ色の濃淡の軽い所では、まず全体を洗浄後、シミ抜きをかけてよく乾燥させます。その後、浸透性のコート処理をします。
    吸い上げによる濡れ色のムラの濃淡の激しい現場の場合
    石材のエフロ(白華粉吹き)現象・濡れ色現象処理のページをご参照ください。

提供できる結果とメリット

コート剤を塗布する

コート剤を塗布する

コート剤を塗布する
施工後

施工後

施工後
  • 施工以前に比べて汚れそのものがつきにくくなり、かつ石の洗浄がし易くなります。
    石材に塗布した保護剤の効果で汚れが付きにくくなり、かつ汚れが付いても取れ易く、シミにもなりにくい表層をつくります。
    (注)大理石の本磨き仕様の場合、浸透性のコート剤を塗布した後でも、酸系のもの(レモン・炭酸・ドレッシング等)をこぼした場合は、大理石自体が酸によって表面を侵して(溶かして)しまうために表面の光沢が飛んでしまうことは防ぐことはできません。
  • 外壁では、カビや雨シミが付きにくくなります。
    外壁に石材コートを塗布した場合、吸水性が著しく低下させることができるので、カビや雨シミの汚れが発生しにくくなります。
  • 雨などの濡れに強くなります。
    雨が降るなどして石材が濡れた状態になっても、天然石に濡れ色現象によるムラが出来にくくなり、全体的な美観を保てます。
    石の吸い上げ防止をより根本的に行いたい場合、または、新しく石貼りをお考えの方は・・・
    石材製品塗布(浸透性吸収防止剤塗布)のページをご参照ください。

施工例の紹介