施工例
危険! 浴室床のタイルがぬめって滑る
社員寮の大浴室のタイルの床面が滑り易くて危ない
企業の社員寮の浴室の床に汚れが付着して滑り易くなっているので何とかしてほしいという依頼が入りました。
汚れに応じた洗剤を使い分けて洗浄を行い、更に、防滑剤処理をして裸足でも滑り難い状態に仕上げておきました。
防滑剤塗布施工
「浴室の床がぬめりで滑り易くなっているので何とかしてほしい」
ある企業の社員寮のリフォーム専門の業者様から「社員寮の浴室のタイル床が滑りやすくなって危ないので何とかならないかな?」という問い合わせが入りました。
現場に行ってみると、確かに普通に歩くだけでも滑りやすい状態です。
浴室の場合、歩いて滑り易くなる原因は、石鹸カスと皮脂等です。 それにお湯が乾いて付着する水垢等の複合的な汚れが色々何層になって滑り易くなってしまうようです。
特に、入口部分や、体を洗うシャワーの前あたりが滑り易くなっています。
汚れに応じて洗剤を使い分ける
さて、まず、汚れを除去するために2次洗浄を行います。
1次洗浄では、身体から出る皮脂や、シャンプー等の石鹸カスに対しては、アルカリの洗剤で洗浄をします。
そして、2次洗浄で、水垢等を除去するために酸性洗剤を使って洗浄を行います。
どちらもポリッシャーで床面をしっかりと洗い、タイル面自体の下地を出していきます。
この2次洗浄後だけでもタイル表面のぬめりは取れてかなり滑りにくくなってきましたが
お風呂場では裸のまま動くので、滑ってからの転倒は怖いので、更に防滑剤を塗布してタイル面をより滑り難い状態に仕上げていきます。
防滑剤を塗布して、更に滑り防止効果アップ
この防滑剤は、タイル面に見えないような凹凸を作るもので、タイルにエッジを効かす仕上げになっていて、素足で歩いても、グリップが効き滑り難い仕上げになっています。
防滑剤をモップ等で塗布していき、乾いてしまうとその部分は効果が無くなってしまうので、20分間、繰り返し塗布していきます。
その後は、充分にすすぎ洗いをしてから、表面の水分をバキュームしていきます。
そして、実際に裸足になって本当に滑り難くなったかのチェックを行います。
同じタイルでも一つ一つチェックすると効いている所と今一つ効果がないという所があるので一つずつチェックしていき、効きの悪い部分へは、防滑剤を再塗布していきます。
そして、最後に依頼主にも、同じように裸足でチェックしてもらい、「全然滑らなくなりましたね」というお言葉をいただきまして完了となりました。
浴室ということもあり、使用によっては、再度汚れが付着しやすい所なので、「今後は定期的な施工にしたいとですね」と言っていただけまして嬉しい気持ちになりました(^^)/
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