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引越し時の養生テープなどの跡ジミ除去
このサービスで解決できる
トラブル
- 引越しなどの作業の際、石材保護用の養生を固定するために貼ったテープが石目の中に入り込み、濡れたようなテープ跡のシミが取れなくなってしまう
- 石壁にポスター等を貼り付けるために使う両面テープの跡ジミ
【これらの汚れやトラブルに共通する特徴や原因】
- 圧倒的に多いのが引越し時の養生テープ跡です。多くの場合、引越し業者さんがつけてしまうのですが、テープを貼ってそのまま放置していると、テープの糊の成分が石目の中に入り込み、シミとなって取れなくなってしまいます。特に夏場など暑い時期は、糊が気温の高さで更に溶け易く、テープ跡がトラブルが多発します。
- 専門の薬剤や機材をお持ちでない一般の方がこの種のテープ跡を除去されようとなさる場合、塗料用の薄め液を使用することが多いようです。しかし、一般的な薄め液ですと、テープ糊を分解する作用が弱いのと、乾燥時間が長いために更に石目深くにテープ糊の成分を入れ込んでしまい、余計に抜けなくなってしまうことがあるので要注意です。
(テープ跡が付いてしまった時点でご連絡を頂いた方が、抜けやすいです。) - ライムストーン(石灰岩)やシベック(白大理石系)などは、入り込んだテープ糊を剥がすときに石の表面が軽くえぐられる状態になります。このため、石の表面のツヤ飛んでしまったり、ひどいときには手触りまで変わってしまうことがあります(その場合、ダイヤモンド研磨をしてツヤを復元する工事が必要です)。
解決するには?
- まず、石の表面にテープ糊が残っていれば除去します。それから、石目深くに入り込んだ糊の成分を、特殊な溶剤を使って溶かしきるまで繰り返し作業をしていきます。 初期のテープ跡ならば、これでほぼ抜けます。
- しかし、いろいろ試し施工して抜けなかった現場や、陽のあたる箇所、テープ跡が付いてかなりの日数が経ってしまっている箇所は、溶剤以外に、スチーム機やヒートガン等機材を使用して施工していきます。
- これまで多くの現場を経験しておりますので、どんなタイプのテープ跡にも対応できる機材、材料等が整っております。
- テープの跡ジミは、現場によって状態がまちまちですので、多くの場合、まずテスト施工をして、結果をご確認していただくことをおすすめしております。
- テープシミが付いてから長い時間が経っていますと、劣化変色した箇所は薄くはなりますが、完全除去出来ない場合もございます。まずはご相談ください。
提供できる結果とメリット
- 目に付き易くクレームの元となるテープ跡のシミを安全に除去できます
エントランスなど、もともと美観を保護するために養生する場所ですので、非常に目立ち易く、多くの場合、住民やテナントからクレームになります。あわてて市販の薄め液などを使って悪化させてしまうと、取れるシミも取れなくなってしまいます。
現場やシミの状況によって対処方法が異なるテープ跡のシミを、悪化させることなく安全に除去できます。