施工例
石材に付く養生テープシミの除去施工
マンションなどでは、搬入時に床や、壁を保護するために養生をするのですが、固定するテープによっては、写真のようなノリの痕がくっきりと出る場合があります。
この現場では、1ヶ月間くらい、テープを貼ったままの状態で、剥がした時に、このようなテープシミが出来てしまったようです。
こうなると、ノリの成分が石目に入り込んでしまっているので、ノリを溶かすために溶剤を何回も塗り、ノリを溶かしきる必要があります。
ある程度、ノリが取れても、ラインが目立つ場合は、石の表面が、テープと一緒に剥がれてしまっている場合があり、見ても分かりにくい凹凸状態になっていることがあります。
このような場合は、凹凸感をなくすように、軽く表面を研磨します。
そのような工程を何回か繰り返し、養生のテープ痕は目立たないくらいまでに持ってくることが出来ました。