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施工例

御影石バーナー仕上げの石貼り前コート処理(製品塗布)

御影石バーナー仕上げの製品塗布工事

外構に使われる御影石バーナー仕上げの床石は、雨水等で石の裏側に回った水分が表側まで吸い上げてしまい濡れ色になった模様をよく見かけないでしょうか?


雨水の流れは読めないので入りの裏面で決まった水の通りが出来てしまい濡れ模様や、エフロを発生させてしまいます。
そうならないようにするために、石貼り前のコート処理を行うことが多くなってきました。


石屋さんの工場の屋根のある所で、一枚一枚式並べて、自然乾燥をさせます。
それから、石の表面と小口の5面に浸透性コートを塗布していきます。

5分から10分ゆっくりと浸透させていきますので、その間に乾いてくる部分が出てくるので、再度追いかけ塗をしていきます。

そうして時間が来ましたら、石の表面に残っているコート剤をウエス等で拭きあげていきます。
されに、新しいウエスで2度目の拭きあげを行っていきます。

翌日1日くらい放置して、梱包して出荷します。


製品塗布のメリット

・乾燥状態が均一なので、施工後の浸透せコート塗布よりも吸い上げによる濡れジミが出にくい

・建築時の汚れ等の養生代わりにもなる

・目地入れ後の目地拭き掃除がしやすい

・屋根の下で行うので、雨天を気にしないで塗布が可能

一枚づつ敷並べるのは大変ですが、建築引き渡し後のメリットが大きいので、新築時にはご検討してみるのもいいかもしれないと思います。



御影石バーナー仕上げの石貼り前コート処理(製品塗布)
1.工場で石を一枚づつ並べてよく乾燥させる

1.工場で石を一枚づつ並べてよく乾燥させる

御影石バーナー仕上げの石貼り前コート処理(製品塗布)
2.浸透性コートを塗布していく

2.浸透性コートを塗布していく

御影石バーナー仕上げの石貼り前コート処理(製品塗布)
3.塗布後5分から10分放置後拭きあげる

3.塗布後5分から10分放置後拭きあげる

御影石バーナー仕上げの石貼り前コート処理(製品塗布)
4.コート塗布後この後2度拭きを行う

4.コート塗布後この後2度拭きを行う

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