施工例
白い本磨き大理石の色調整
壁大理石の色合わせ
あるマンションで大規模修繕工事が始まりました。
エントランスの大理石壁部分も模様替えを行うのですが、何枚かの大理石の壁が割れていて
他の部分から剥がした大理石を貼り直しましたが、経年での色の差が出てしまっています。
石用の速乾ウェットコートを塗布して殆ど違和感のないくらいまでに仕上げることが出来ました。
メールから写真が送られてきて、「この色の差を何とかしてほしい!」と依頼が
マンションの大規模修繕に伴いエントランスも大々的に改修するようです。
クリーム系のペルリーノ系の大理石を使っての改修工事ですが、経年で割れているところがあるようで、風除室で使っていた大理石をロビーの方に移して貼りなおしたのですが、風除室の方が外気からの影響を受けていた用で色味が少し冷めていました。
風除室の方は、外気からの寒暖差で、結露でも発生したのでしょうか?
元々の色よりも少し冷めた状態になっています。
速乾性ウェットコートで色付け
ペルリーノ系の大理石は比較的に吸水性が高いので、色味を付けるだけならば、速乾性の高いウェットコートでも色は濃くなるのでテスト施工で試してみると、色味が他に比べても濃くならない状態で仕上がりました。
監督にも見て頂きまして、直ぐに、本施工に変わりました。
貼り換えた4枚分にしっかりと養生をして、速乾性ウェットコートを塗布します。
現場の監督にも最終的に見て頂きまして、「これなら、全く違和感がないね」と言ってもらえて終了できたので良かったです。