施工例
大理石(ペルリーノロザート)の劣化防止対策
浴室の壁に、ピンク調の大理石(ペルリーノロザート)を貼ったのですが、1年も経たないうちに、表面が剥がれおちるような症状が出てきているため、コート施工の依頼が来ました。
この大理石(ペルリーノロザート)の特徴として、石の筋目は、横側だけでなく縦方向にも筋目が入っているために、写真のような陥没するほどの大きな穴が出来てしまうようです。
既存の浴室で、既に石の裏面にまで水も回っている状態なので、今回、この施工に入るに当たり、出来るだけ、お風呂を使用しないで乾燥させる期間を持って頂きました。
他の工事もあり、お風呂がもう一つあるご家庭だったので、約2週間の間も、未使用期間を取れたことも施工する上でいい条件が整いました。
簡単な乾式の清掃を行い、表面に付いた汚れを除去し、弊社の中で一番浸透度の高いコート剤(スーパー?)を塗布しました。
一日目はこれで終了し、スーパー?の乾燥養生を取り、翌日には、陥没部分の穴埋め補修を行い、最後に、防汚コートを塗布して完了する予定です。
(できれば、今回のコートが完全に乾燥する期間(最低3日間)くらいは、更に、未使用状態が続くといいのですが・・・)
既存の浴室の大理石に劣化防止コート(スーパー?)が どれほど効果が出るか、追跡調査をして行きたいと思います。 機会があれば、また報告していきます。