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「石は怖い」と石材部分のメンテナンス作業に
二の足を踏んでいる清掃業者様・ビル管理会社様へ
天然石の清掃やメンテナンスは、対象外だからとか、以前に石のメンテナンスで痛い目を見たから、手を出すのが怖いからといって避けてはいられません。
なぜなら、最近の新築物件で、天然石が使われていない建物は皆無だからです。
オフィスビルやマンションで発生する石材トラブル
オフィスビルでもマンションでも、エントランス周辺には、床から壁まで天然石が使用されています。
特に床は、天然石の性質上、シミになりやすいので、オフィスビルなどで、テナントに飲食店が入っている場合には、飲み物や、食べ物をこぼしてできるシミが上位を占めています。
また、厨房の出入口には、油を引っ張って出来る濡れジミが多いです。
厨房の出入口に出来た濡れジミ
濡れジミ 除去後
その他には、
- エントランス部分などの通常の歩行による経年的な汚れ
- 外構床石では、バイクや自動車等のエンジンオイルのシミ
- 台車等を石の角にぶつけての破損
などがあり、どれも通常の清掃作業の範囲では対処の難しい汚れやトラブルです。
エンジンオイルのシミ
シミ抜き後
また、マンションなどでは、共用部分の毎日の清掃として、モップ拭きしているところが多いのではないでしょうか?
しかしモップ拭きは、砂や埃を取り除いて全体洗浄しているようで、実は汚れも全体に引き伸ばしてしまっています。
ですから、人の歩く動線以外に床全体がくすんで見えてしまうのは、モップ拭きが原因なのです。
これを防ぐためには、ポリッシャーと薬品による定期的な洗浄メンテナンスが必要になってきます。
モップによる全体汚れ
薬品による洗浄後
それ以外にも、共用部の汚れで多いのは、
- ゴミ出し時に袋に穴があいて出来る、生ごみによる油シミ
- 引越時の養生によるテープシミ
などがあります。
天然石の汚れやシミは放置すればするほど
除去することが難しくなってしまいます
人の出入りのある所では、毎日の生活によって汚れたり、シミが出来てしまうのはしかたないことなのですが、天然石の汚れやシミ等は放置すればするほど、その除去も時間がかかってしまいます。
なぜなら天然石は、その特徴である石目があり、呼吸しているからです。
石目深くに入ってしまった汚れや、シミが出来てから時間経過の長いものは、どんどん抜けにくくなってしまいます。
ですから、放置せず出来るだけ早く対応する必要があります。
お客様の管理されている物件で、もしも石材部分のメンテナンス方法や、トラブルへの対処方が分からずにお困りな時は、是非、弊社にご一報いただければと思います。
石材メンテナンスの技術指導も行っております
弊社は、これまでにお付き合いのある清掃会社様やビル管理会社様からご依頼を受け、天然石材のトラブル予防や回避のためのに、日頃から知っておいていただきたい知識や、実際のメンテナンス作業の実技指導なども実施させていただいております(石材メンテナンスコンサルティング・実技指導の詳細はこちら)。
今後、石材メンテナンスの作業を自社にて受託し、実施して行かれたい清掃会社様・ビル管理会社への技術指導・顧問契約なども承っておりますので、ご必要な場合は一度下記よりお問い合わせください。